読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

小学校の先生を120%楽しむ毎日

超人見知り。内向型人間です。でも先生やってます。セミナー開催もしています。

アサーション

この言葉最近知りました。

 

ふたせんさん主催のこの会で。

 学ぶことにワクワクした1日 - 小学校教師ふたせんの朝3時からの共育現場〜育つ育てる育てられる〜

 

私の成長に関わることとして、ハピペンさん

 それでも幸せな人はいるから

が勧めてくださいました。

 本当に感謝です。

 

今日はアサーションに関する本を読みました。

 

 

アサーション入門――自分も相手も大切にする自己表現法 (講談社現代新書)

アサーション入門――自分も相手も大切にする自己表現法 (講談社現代新書)

 

 

 

アサーションとは

 自他尊重の自己表現

 

自己表現には

 

非主張的な自己表現

攻撃的な自己表現

そして、アサーション

 

がある。

 

アサーションとは、ちょうど非主張的、攻撃的な表現のいいとこ取りをしている表現方法だそうで。

 

アサーションの本質は

①自分の考えや気持ちを捉え、それを正直に伝えてみようとする。

②伝えたら相手の反応を受け止めようとする。

 

 

ただ、大前提として、相手も同様に自己表現することで成り立つ。

 

 

これが、なかなか実際のコミュニケーションする場面で難しいところかな。

 

人間関係ができてないから、まだ本音で話すのはやめておこう。という「能ある鷹は爪を隠す」を曲解して実践している人が多すぎる気がする。

 

そして、教員の厄介なところは、みな一様に攻撃的な自己表現をすること。

 

こんなことを書くと教育関係者は、

「むっ。一緒にするな。私は相手の思いもしっかりと聞いたうえで、お互いの妥協点を見出して、合意形成している。」

「相手を言い負かして自分の主張を通したことはない。しっかりと、論理的に順序立てて説明してみんなに納得してもらっている」

と気を悪くされるかもしれません。

 

でもね、一度よく振り返ってみましょう。

絶対やってますから。

 

そもそも教員の世界はもろ、「権威主義」だと思うんですよ。

ベテランの先生が絶大な発言権をもっていませんか?

そんな先生が言ったことってやっぱり絶対なんですよ。

例えば、教育方針で教員同士の意見が対立した場合、意見が通るのはベテランの意見でしょう。

教育方針による、児童の成長率とかって数値化してデータを残してませんからね。そこで、判断基準となるのは経験年数です。

経験年数は、教員の世界では即信頼と実績に結びつきますから。つまり、ベテランの前では非主張的な自己表現にならざるを得ない空気感が蔓延しているのです。すると、ベテランは相手の反応を受け止めようとする習慣がなくなる。自分の意見は尊重されて当たり前になる。

ベテランの方自身もそういう道筋を通ってきてますからね。だから、率直に思ったことを口にされた時、不必要に「攻撃された」もっとひどくなると「刃向かってきた」と感じてしまう。権威主義の人ほど。

 

つまり、本当に怖い話ですが、

コミュニケーションというものが「思い通りに進まない」という大前提で成り立っている

ことを忘れてしまうんですよね。教師として優秀と言われる人ほど。

 

そして、攻撃的な自己表現というのは、

露骨に攻撃的でなくても、

自分の思い通りに相手を操作しようとする場合

にも当てはまるんです。

 

これですよ。これ。

みなさん、教師の方は必ずこれやってますよ。

職場内の実力者をよく観察してみてください。どんなに物腰柔らかで人当たりが良い人でも、いやそういう人こそ、結構これやってます。

 

実のところ、我々教員は

自分の考えを相手に伝える→即合意形成→即行動の変化

という、超不自然なプロセスを日常的に行なっているはずです。

 

どこで?

学級で。

 

よくよく考えてみれば、本当に子どもたちと合意形成なんて、毎回できているはずないんです。

どんなに優秀で、子どもから信頼を得ている教師でも、8割がたは子どもが付き合ってくれていると考えた方が健全だと思うんですよ。

 

だって、あり得ないでしょ。どんなプレゼンの達人も子ども相手に毎回、合意形成なんてできませんよ。

そもそも本当にこちらの意図が伝わっているかどうかも怪しい。まして、子どもが自身の判断で、教師のいうことに価値を感じ、行動を変容させるなんてこと、かなりのミラクルだと思いませんか?

「自分は相手の思いを汲み取って自分の考えを相手にわかってもらうことができる」

と思い込んでいる自称できる教師の方ほど、一度ゼロベースで考え直すことをオススメします。

 

 

でも、優秀な、周囲から評価されている先生ほど、学級経営や、職員会議での提案がうまく見える先生ほど、自分が「攻撃的な自己表現」を常に活用しているかなんて、振り返ろうともしない。

 

そういう、教師の「他者の思いを汲み取ってると思い込む」傾向はもはや職業病と言っていいのではないでしょうかね。

 

さて、本の内容に戻ります。

常に以下のことを実践していきたいです。

 

①自分の思いを確かめる。

②事実や状況を共有する。

③提案は具体的に述べる。

 

その上で

相手の反応を受け止めようとする。

 

これができるかどうかが鍵だと思う。

相手の反応を受け止められるように自己肯定感を上げていかなければならないんだろうな。

 

それも勉強していこう。