小学校の先生を120%楽しむ毎日

超人見知り。内向型人間です。でも先生やってます。セミナー開催もしています。

鎌倉 雲母 〜行列に並んで、大人について考えた〜

今日は鎌倉で人気の甘味処、雲母というお店に行ってきた。

 

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店の前に着くと、行列が・・・1時間待ち確定とわかる長さである。

 

私は行列に並ぶことが大嫌いだ。

 

行列に並ぶ間

「まだかなまだかな?早くしろー!」

という無駄な祈りを捧げてしまう。

当然のことながら、私の祈りが届き、行列が前に進むこともない。したがって、イライラはますますつのるのだ。祈りは次第に店の中でゆうゆうと、白玉あんみつだの、かき氷だの食べている客に向けての呪いに変わって行くのだ。

 

しかし、今日は、比較的読書に没頭できた。暑さには参ったが・・・

 

その要因はなんだろう?

子どもが生まれてから、子どもの面倒を見つつ、読書することに慣れたからだろうか。

 

おそらく、それもあるだろうが、大きな要因はずばり、私が「大人」になったからだと思う。

 

私の大人の定義は、「他者は自分の思い通りにすることができない」と自覚している人間のことである。

意外とその辺を勘違いしている教師は多いだろう。

 

 

クラスの子どもに良かれと思って出している宿題をやってきていないことに怒る。

良かれと思ってしている説教の最中、あくびをされて怒る。

怒りの対象は子どもだけでなく職員も含まれる。

仕事を肩代わりしてあげたのに、付箋で「ありがとうございます」とだけ返ってきたと飲み会で愚痴る。

良かれと思って職員会議で提案したことが、全否定されて怒る。

 

これらは全て、自分が他者に働きかけて、期待通りの反応が得られなかったから、怒りを感じている。

つまり、相手が自分の思い通りに動かなかったから怒っているのだ。

 

いい意味で、他人に期待しないようにすることは、大人の必須スキルだと思う。

行列にイライラしながら並ぶのも、心のどこかで「自分が不機嫌な態度を見せれば、誰かが順番を譲ってくれる」と期待しているからではないだろうか。

行列の進み具合など、自分の力でコントロールできないことは明らかだ。イライラとする必要はない。自分にとって有意義な時間にするために何ができるか考えるべきだろう。

 

ちなみに、本日私が行列に並んでいる最中に読んだのはこちら

 

行動経済学?経済は「感情」で動いている? (光文社新書)
 

 

セールの時買って積読していた。

 

これを読むきっかけとなったのは、こちらでご紹介した本である。

 

 ビジネス書に振り回される前に、教養をつけよう - 小学校の先生を120%楽しむ毎日

 

 

 経済学は合理的に意思決定するための「選択の学問」だ。とした上で・・・

いつ、どこで、誰が、何を、なぜ、どのような方法で選択するのか知るためには、「伝統的な経済学」と「行動経済学」の2つを学ぶ必要があるそうだ。

「伝統的経済学」は、データを集め、合理的な推論に基づいて、課題解決への最適ルートを求める学問。

しかし、人は常に合理的な意思決定をするわけではない。そこで、登場するのが、「行動経済学」。

人がなぜ、想定したルートを通らなかったのか、探求する学問である。もっといえば、人が選択を迫られた時に陥りがちな思考におけるトラップの理屈、理論を解明していくそうだ。

 

この時点で、勘の鋭い方は、「あれ、教師学ぶべし」と思われるかもしれませんが、私が目をつけたのはここです。

 

リーダーは両者を学ぶ必要がある。

企業のビジョンやバリューを打ち出し、時代にあった人事システム、経営戦略を企てるには伝統的経済学が適している。

一方で長時間労働の解消や、日々の改善のノウハウなど、社内の小さな制度改革には行動経済学が役に立つ。

 

 

どうです?これ。

職場改善したい方、必修。

主幹教諭や、教務の方、これ学んで見ると面白いかもしれません。

 

私も現任校で長時間労働を解消したいです。

そのためのシステムの1つが夏休み完成する予定。

 

楽しみだなあ。

この本で学んだことを生かして、本当にみんなが18時には退勤する職場になったら素敵だなあ。教師はゆとりをもって生活し、ガンガン自分から楽しんで学ばなきゃ。