小学校の先生を120%楽しむ毎日

超人見知り。内向型人間です。でも先生やってます。セミナー開催もしています。

代掻きどころか、稲枯れてますけど・・・

今日は総合的な学習の時間で、勝負の時間にしようと感じていました。

 

 子どもたちに今日の総合的な学習の時間で、

「言われたことをこなすのではなく、自分で考えて行動を決めていくわくわく感を与えたい」と思ったのです。

 

そのために、以下のことをしようと狙っておりました。

①「〜したい」という自分たちの思いを形にできるのが、総合的な学習の時間なのだと伝える。

②その上で、意思決定を促す。

「稲を育てていきたいのかどうか」

 

 

総合的な学習の時間 - 小学校の先生を120%楽しむ毎日 

 教科書は総合的な学習の時間で参考書として活用しよう - 小学校の先生を120%楽しむ毎日

 

本日は総合的な学習の時間の

「稲を育てる」の作業の1つである「代掻き」を行いました。

 

・・・が、タイトルの通り、稲が枯れている。

なんだか白いカビも土の表面に生えて来てるし。

 

 

さあ農協の方が手伝いに来てくださり、代掻き開始。

しかし、うちのクラスの稲の周りに、女子数名が何やら話し合っています。

 

「何してるの?」と聞くと

 

「先生これ、このあと育ちますかね?」

「なんか、カビてます。」

 

うん、知ってます。

と、言うのを堪え、

「というか、そもそも稲を育てていきたいの?」

と聞くと

「育てたーーーい」

 

と、返されました。ノリがかるいなあ(笑)

 

「とりあえず、先生分からないから農協の方に聞いてみたら?」

とそっけなく答えました。

 

すると、女子の数名が農協の方に詰め寄っていきます。

「これ、この後育ちますか?」

 

直球で聞きます。

 

農協の方は、稲の様子を確かめると「うわー」という顔をして

 

「いやあ、枯れちゃったものはもう戻らないなあ。もっている苗を分けてあげるよ」

 

 

「ありがとうございます」

 

 

というわけで、 ②の意思確認は、ごく一部に行われ、稲を育てるという活動が継続できるようになりました。

 

 

そして、教室に戻り、①について、子どもに伝えることにしました。

 

まずは、本来の学習の流れについて

 

・本来は、稲を育てていきたいかどうか、そこからみんなで話し合って決めていくこと。

・農協の方たちからアドバイスがほしいなら、自分たちでお願いして、お呼びすること。

 

また、今日の代掻きはなんの意味があったのか、子どもに聞きました。

 

C「え、稲がよく育つように・・・」

 

 

T「でも、普通、植物の苗を入れる時、あんなことしないよね。なんで、今日、あんなに水とどろをかき混ぜてたの?」

 

しーん・・・

 

さらに追い討ち

 

「自分がなんのためにしているか分からない作業なのに、あれだけ泥だらけになってやってたの?」

 

ハッとした顔。何人かが、顔をあげました。

 

「みんな、何も考えずに言われたことに従っちゃうの?」

 

しーん・・・

 

「・・・それ、怖くない?」

 

しーん・・・

 

 

「総合的な学習の時間って、やらされるものじゃないよ。まあ、他の教科もだけど。」

 

しーん・・・

 

「覚えておいてね。総合的な学習の時間は、こうしたい!という自分の思いを形にすることができる時間 なんだよ。ただ、自分の思いの向かう先が、社会に役立つことが前提だけどね。」

 

しーん・・・。

 

・・・

 

・・・

・・・なんてことを言ってしまいました。

 

これ、総合的な学習の時間を勉強されている方が聞いたら、なんていうんだろう。

自分の感覚で話してしまいました。

 

 

そのあと、稲に関わる疑問について調べていくことになりました。

最初は、1人何個調べるか?など、子どもたちの間で議論していましたが

 

時間がもったいなかったので、割って入りました。

「1人が好きなだけ調べればいいじゃない。」

 

一人一人がそれぞれの疑問を追求していく。そして、お互いに発信し合い、考えを広げ、深めて言ってほしいです。

 

授業終了後、

「先生次の時間も総合の時間がいいです!」

 

と、1人の女子がいいに来てくれました。

 

これからの総合的な学習の時間が楽しみです。