読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

小学校の先生を120%楽しむ毎日

超人見知り。内向型人間です。でも先生やってます。セミナー開催もしています。

最後の恩返し

今日は最後の大縄集会。

 

私が担任をしている6年3組は358回。

 

子どもたちは本当によく頑張っていた。

 

 

子どもたちは全校一位を確信していた。

 

本気で喜び合っていた。

 

嬉しくて泣き出す子もいた。

 

私も、全校一位を確信していた。

 

今まで子どもを追い込んでやってきたことが

無駄じゃなかったと思えた。

 

結果発表の前、

子どもたちは自分たちのクラスが呼ばれると

信じ、目を輝かせ立ち上がって喜ぶ準備をしていた。

 

 

「全校一位は、6年1組の361回です。」 

 

 

。。。わずか3回の差で全校一位を逃した。

 

 

子どもたちから、遅れて

 

「嘘だろ、おい!」

 

「えーー!!」

 

「なんで。。。」

 

 

様々な声が飛ぶが、その声は

叫び声ではなく、つぶやきに近いものだった。

 

私自身呆然としてしまった。

どこのクラスよりも練習していた。

それなのに、あっさり1組が全校一位をとり、全校の新記録を出したことが信じられなかった。

 

 

泣き出す子どもが出た。

 

そして、それを笑顔でなぐさめる子。

 

つまんなそうな顔をする子。

 

切り替えて、次の授業の話をしている子。

 

特になんの変化も見られない子。

 

 

この光景を見て何か違和感を感じた。

 

こんなに、反応がばらばらでいいのか??

 

 

確かに、個性派集団だから、それぞれの個性がよく出ているとも言える。

 

何より大縄に対するモチベーションもそれぞれ違う。

 

 

いや、だけどさ。

 

今まで、確かにクラスの活発なメンバーが

突っ走ってきた。

 

途中何度も大縄を続けるかどうかの

話し合いもした。

 

その度に、大縄推進派が

「絶対フォローするから!」と

大縄を続けてきた。

 

最初は跳べない子達に、

厳しい声かけをしてしまい、

跳べない子は体が縮こまり、

ますます跳べなくなった。

 

でも、だんだん。

「ドンマイ!」「OK。次はいけるよ!」

その子たちのミスを責めなくなり、

だんだんみんな跳べるようになった。

 

跳べない子達もよく頑張ってきた。

今まで、休み時間の練習に来なかった子が、

練習に参加している。

掛け声を出している。

 

 

こうしたことは、やはり全て私が

やらせてきたことだったのだろうか?

 

心は1つになっていなかったのだろうか。

 

なんだか、自信が揺らぐ瞬間だった。

 

 

でも、給食の時間、子どもたちの会話を聞いて、少し救われた。

 

「今日、悔しかったね。」

「でもさ、絶対次は400いけるよね!」

「今日ミス多かったしね。」

 

「ああ、早く大縄やりたい」

 

 

ありがとう。

君たちは前向だ。

 

いつも勇気をくれる。

 

そんな君たちだからこそ。

今日の大縄集会で、全校の前で、思いっきり喜び合ってほしかったな…

 

 

まあ、グダクダ過ぎたことを考えるのは今日だけ。

君たちを見習って、先生も明日には切り替えるよ。

そして、最後まで諦めず、400回を目指そう。

 

いつも君たちに勇気をもらってばかりだから、

今度は先生の番。

 

自信を無くした時に、勇気が湧くように。

自分たちで、何かを成し遂げたと思える経験をあげよう。

 

最後まで付き合うよ。

その覚悟ができた。