小学校の先生を120%楽しむ毎日

超人見知り。内向型人間です。でも先生やってます。セミナー開催もしています。

放課後の職員室

会議がない放課後。

みなさん何をしてますか?

 

丸つけ?

週案?

校務分掌の仕事?

学年の仕事?

 

 

私は最近、なるべく暇そうな方(失礼)を見つけ会話するようにしています。

 

 

その目的は3つ

 

 

①信頼関係を深めるため

②気分転換

③ニーズを知るため

 

 

①に関しては、いいでしょう。

ただ、勤務時間内に全く仕事と関係ない趣味の話をするのも気がひける。

 

だから、話す相手の先生のクラスの子どもの話や、話す相手が抱えている分掌の話をします。

 

そうすると、

その人がどういう考え方をするかが見えてきます。

 

例えば、

 

「今日、◯◯先生のクラスの子と◯◯先生の話になったんだ。優しいけど、怒ると怖いって言ってたよ(笑)」

 

というと、

 

「あ、じゃあその子私のこと好きじゃないですね」

 

と返されました。

私としては、「優しいけど怒ると怖い」っていう子どもからの評価は、絶妙な先生のポジショニングだと思うので、子どもがそんな風に感じていることを知れば喜ぶと思ったんです。

 

私だったら

「え、だれですか??ああ、◯◯か。

そんなの、怒られるようなことするからだろうが!(笑)って明日言っときます。」

と返すでしょう。

 

実際、子どもはその先生のことを好意的に話してましたし、和やかな文脈の中で自然と担任の話が出てくること自体、子どもに慕われている証拠だと思うのですが…

 

こうしたちょっとしたやりとりでも、その先生の思考の傾向が覗ける気がします。

 

思考の傾向が分かると付き合い方も分かります。

付き合い方が分かると信頼関係も作りやすいでしょう。

 

「相手との付き合い方を考えて、自然体で相手に接していない時点で本物の信頼関係が結べていない!」

 

というご指摘もあるかもしれませんね。

 

ここでいう「本物の信頼関係」とは、家族のように気がおけない仲のことを指しています。

 

「職場の人と気がおけない仲になるな」

 

これは私の自戒です。

 

一度距離が縮みすぎると、その人に対し、仕事の面でも甘えが出てしまうのです。私の場合。

こんくらい許してくれるかな。と、提出期限を守らなかったり…

 

その人がどんなことに怒るのか、喜ぶのか。

そう言ったことを知った上で、その人を喜ばせようとすることは、決して媚びることではなく、気遣いです。

その結果、相手から信頼を得られれば、仕事も上手く回るからいいじゃない。というのが私の考え。

 

 

②の気分転換

相手に自分の悩みやもやもやを打ち明けることで、気分転換できます。

できれば、学年の先生以外がいいです。

 

例えば、自分のクラスで起きたトラブルや、何となく気になった子どもの態度などを学年の先生に話すと、それはもはや学年研になります。

 

 

また、学年の先生に話すと、なまじ子どもを知っている分、共感していただけることはあっても新たな視点を得ることは私の経験上少ないです。

 

違う学年の先生に先入観なしに、客観的に話を聞いていただいて、感想を聞くと考えもしなかった答えをいただいて、事態を冷静に見ることができます。

まさに、アップとルーズです。アップで見てたものを、少し引いて、ルーズで見る感覚。

視野が広がるのです。

 

 

③ニーズを知るため

これは、今年になってから特に意識してます。

私は今校内重点研究の研究主任というものを任されています。が、この仕事って実はそもそもニーズがないんですよ。

 

校内重点研究ってかなりお節介な制度です。

 

正直、「研究」というよりもその実態は「無理矢理でも、年一回授業見合って、気合い入れ直そうぜの会」の方がしっくりきます。

 

だから、勉強熱心な人は、言われなくても勝手に授業研究やるし、あまり勉強熱心でない方にとっては、「余計なことするなよ」っていう仕事なんです。(ちなみにうちの学校にはそういう先生はいない…と信じています。)

 

だから、「校内重点研究」っていうものに何を求めているのかさりげなく聞きます。

 

この時使えるのは、参加したセミナーの話。

「こないだ、◯◯先生のセミナーに行ってみたんですよ。そしたら、主体性の引き出し方について、新しい視点を得ることができたんです!」

 

そもそも、「お、おう…」としか返せない感じの絡みです。

 

だからこそ、ここで食いついてくる先生は、少なからず授業や学級づくりに対して、こだわりをもっていると勝手に判断しています。

 

さらに、会話の中で

「うちの重点も、みなさんが負担なく、楽しめてできたらいいんですけどねー」

 

と私が言った後、どんなことを返してくるかも、大事です。

「まあ、半分義務だからね…」

とか

「いや、結構みんな楽しんでるよ!」

 という当たり障りのない返しや

 

一番最近では

 

「うーん、ためになるとは思うけど、きついかなあ」

という一言。

 

重点研究の教科(理科)ばかり時間をたくさんとってしまい、他教科の進度が遅いとのことでした。また、理科でも、ある単元では、ものすごく時間をかけ、ある単元は流すということをしてしまう。そこにすごい矛盾を感じているとのこと。

 

これ、かなりヒントになります。

 

来年度の重点研究の指針になり得る。

 

 

 

以上のように、放課後、先生がたと話すのは私にとって得るものが多いのです。

 

放課後を無言でずっと丸つけや、ノートチェックをしていたくなる日もありますが、そんな日も5分でも意識してそういう時間に当てると、癒されます。気持ちに余裕が生まれます。

 

そして、目的意識をもって、対話をしようとすると、雑談が信頼とよりよい仕事につながるなあとつくづく感じられると思います。

 

一度騙されたと思ってぜひお試しください!