小学校の先生を120%楽しむ毎日

超人見知り。内向型人間です。でも先生やってます。セミナー開催もしています。

学級満足度を数値化

子どもにとって、今のクラスは満足いくものかどうか、担任なら気になるところではないでしょうか?

 

 

常々私は学級満足度が数値化できればいいなあと思っていました。

まあ数値化できるとは思いませんし、そもそも絶対的な尺度でクラスは測れないと思います。

ここでいう数値化はあくまで感覚的なものです。しかし、子どもが感覚を言語化するよりも数値化した方が今のクラスにどれだけ満足しているかがこちらにもシビアに伝わると思うのです。もちろんその点数の根拠は言語化してもらいますが…

 

一例を挙げます。

 

卒業までに、どんな自分になっていたいか。

どこを伸ばしたいのかを聞くために、子ども一人一人と個人面談を始めました。

 

しかし、その面談で最初に聞くのは、

今のクラスは自分にとって何点かということです。

 

クラスに対する満足度は自分自身を高めようとするモチベーションに繋がると信じています。

 

自分が所属している集団を満足している状態とは、集団に認められているという実感がある状態と言い換えることができないでしょうか?

 

所属している集団に認められ、自己有用感が高まると、現状の自分をさらに高めようとするモチベーションが生まれます。

 

もちろん、成長過程のワクワクを提示する必要はあるでしょう。しかし、集団の満足感=集団に認められている実感=自己有用感が土台にあってこそです。だからこそ、最初にクラスは何点か聞くのです。

 

今までは、怖くて子どもに聞けませんでした。

100点満点中何点か聞いた時、40点なんて答えられたら立ち直れません。

 

しかし、今はそれを言われたらチャンスと思えると思います。

 

満足度が40点ということは、こちらの支援次第でいかようにも向上させられる余地がまだまだある気がします。

まあ、40点という児童にもよります。担任との信頼関係の無さが原因で、なにもかも気に入られないんだよ!という雰囲気を子どもから感じたら、その話はサクッと切り上げるといいと思います。マイナス60点の原因は担任にあるわけですから、根掘り葉掘り聞くのはその子にとって実に滑稽でしょうね。信頼関係のねじれはますます加速しそうですね。

 

しかし、担任との信頼関係、縦の関係ができている状態で40点と打ち明けてくれれば、その担任に横の関係を繋ぐために心血注ぐことへの覚悟が生まれるでしょう。

 

幸い今の所40点と答える子はいませんが、70点くらい…と答えづらそうにしながら言ってくれる子もいました。

正直、予想通りの点数でしたが、理由を聞くとこれまた予想通り。

 

かえって安心しました。

 

しかし、明日子どもにこう言おうと思います。

 

「現状に100パーセント満足しないことは大切です。しかし、所属する集団に100点をつけられないのは、『悪いあの人』と『かわいそうな私』という発想が元になっていないか」と。

 「クラスに満足いかない人は、これからどうするか考えてどれだけ行動することができたかもう一度考えて欲しい」と。

 

 

さて、思いがけず、長々と書いてしまいました。

 

最初の主張に戻りますが

やはり例え感覚でも数値化し、その根拠を子どもに言語化されると、かなりシビアに学級の実態を実感できるのでしょうか?

 

教師の仕事の良し悪しは数値化できないと思考停止はしたくありません。様々な実践により自分のしごとぶりが客観的に評価できるようにしたいものです。