小学校の先生を120%楽しむ毎日

超人見知り。内向型人間です。でも先生やってます。セミナー開催もしています。

完全無欠な学級経営

今日は、2人の初任者の授業研究会でした。

 

どちらの初任の先生も素晴らしい学級経営をされていて、ものすごい焦りを感じました。

 

 

とにかく、子どもの意見を否定せずに、思いをどんどん引き出していく。

子どもたちとの対話の中で、板書を作っていく。

子どもたちも、友達の意見にあいづちをうっている。

 

とにかく子どもたちは、先生の顔色を伺うでもなく、かといって先生を軽く見て好き勝手に意見を言うでもなく、真剣に考え、自分の思いを語っていました。

 

 

 

 

こんなクラス。経営初任では出来ませんでした。

本当にすごい。

 

 

 

 おそらく、あらを探せば子どもと距離が近すぎる。など、いろいろとあるのでしょう。教師のスタンスについては、これがベスト!というものはないと思います。どういうスタンスにも一長一短あります。

 

子どもとの距離が近いからこそ、リラックスした雰囲気の中で、発言することができ、議論が活発になることもあるでしょう。

逆に「この先生は、計り知れない。」といった、畏敬の念を子どもに持たせる先生の場合、指導はよく通りますし、いろいろとわきまえて行動するようになるでしょう。

 

私自身、様々なスタンスで学級経営をしてきたので、よく分かります。

 

自分のスタンスで、子どもの反応がどう変わり、どんなメリットデメリットがあるのか、

身をもって知りました。

 

 

完全無欠な学級経営とは、どんな学級経営でしょうか。

 

学級経営はその先生の思想、信条よりも、要するにその先生のキャラクターが色濃く反映されると思います。

 

子どもとの距離が近い先生、遠い先生

大人しい先生、目立ちたがりの先生

 

 

いろいろな先生がいます。

それぞれの先生のキャラクターにあった学級経営が、本人にとっても子どもにとっても無理のないものになると思います。

 

 

 ただし、1つ忘れてはいけないことがあります。

 

それは、そもそも学校教育はなんのためにやっているのかということです。

 

 

学校教育の目的は子どもを自立させること。

つまり、現状は40人近い学級集団により、自立を目指します。

 

 

自分の力で食べていけるような子どもにするためには、主体的な活動は、不可欠です。

 

 

 

主体的な活動が出来るようになれば、どんなスタンスで子どもに接しても構わないと思います。

 

 

児童の実態を見極め、どれだけの支援が必要かによってもスタンスは変わります。

 

完全に子どものやることをコーチする段階なのか、信頼して任せ教師はただ、応援する段階まで育っているのかで、どのようなスタンスで接するかは考える必要があるでしょう。

 

自分たちで主体的にやろうとしているのに、あまりに管理的だと、活動は鈍るでしょうし、最終的に子どもは先生に甘えることになるでしょう。

 

 反対に、約束を守れず反社会的な行動をとることに生きがいを感じているようなクラスには、わかりやすい締め付けが必要かもしれません。

(もちろん、子どもたちを十分に認めているとアピールした後でです。)

 

 

とにかく、完全無欠な学級経営など、存在しません。

物事は全て表裏一体。

見方を変えれば、良いところも悪いところもあります。

 

今、子どもたちに何が必要で、そのためにどんなスタンスで子どもに接するか考え、さらに自分のキャラが活かせるような場面を意図的に設定できると、楽しいです。

 

 

自分が思ったことをどんどん試してみて、どんな反応を子どもが示すか。それを見るのが、この仕事の醍醐味だと思っています。