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小学校の先生を120%楽しむ毎日

超人見知り。内向型人間です。でも先生やってます。セミナー開催もしています。

高学年女子

男性教員にとって最大の壁となりうる存在だと思います。

 

私は2年前の6年を受け持った時、クラスの女子の中心的存在にこう言われました。仮にAさんとしましょう。

 

「私先生のこと嫌いだし。」

 

なぜ、このようなカミングアウトがあったかというと…

6月の終わり頃、掃除の始まりに、Aさんの机をたまたま触ってしまいました。

Aさんの友達がこそこそっと見耳打ちしているのが見え、その直後Aさんは、私が触ったところを拭きました。不潔菌扱いされている…

 

この時の私の心境は

「これはヤバい」

でした。

 

もちろん傷つきましたし、「なんで?」という気持ちもありましたが、それよりもクラスの実力者に嫌われていることを知り、学級崩壊に向かう大きな流れを感じました。

鼓動は早く、よく晴れた暑い日でしたが、手には汗をかいています。

 

 

「なんとかしなきゃ」

 

 

私はすぐさまその子と話をしました。

 

「さっき、先生が触ったところをふいてたよね。すごく傷ついたんだけど。」

 

この直後、「先生のこと嫌いだし」と率直な告白があります。

 

とりあえず、ぶっちゃけてくれて助かりました。ここで、愛想よく「えー、先生気のせいですよー」なんて言われたらトリツクシマがない。パニックです(笑)

 

その後、そういう態度をとることのデメリットを語りました。

今回のことは、気に入らない人は傷つけても良いという考えのもと行われたことです。そういうことをする人は周りから信頼されない。

こんなことをなるべく淡々と語りました。

話を聞いている時でも、生意気な態度で聞いています。目も合わさず、薄ら笑いを浮かべています。

怒った私は、結局大きな声をだし、泣かせてしまいます。

その後、表立って私に反抗的な態度はとりませんでしたが、授業の時も目を見ず、明らかに心を閉ざしていました。

 

 

その後、この女子とは、年明けから話が出来るようになります。

 

 

今までは子どもたちを管理する気満々といった雰囲気を醸し出していたことでしょう。全体の前で話す声のトーン、表情、言葉遣い。これを少し砕けた親しみやすい感じに変えました。

 

学級経営も、新たな試みをしました。

それは、お互いの認め合いを表現しようということでした。具体的には、友達に何かしてもらったら「ありがとう」といい、拍手をする。

これだけです。

 

授業も、教科書どおりではなく、一捻りしました。

 

そうすると、次第とAさんの顔が上がり、私が話している時、目を見てうなづくようになりました。

 

このような変化の大きなきっかけはないと思います。

要するに、上から目線で物を言うのではなく

子どもに寄り添って物を言うことを意識しました。

 

高学年女子はもう大人です。

上からものを言って管理しようとすれば、当然こうなります。

自分の上司がそんな感じだったら嫌でしょう?

 

そういうことだと思います。