小学校の先生を120%楽しむ毎日

超人見知り。内向型人間です。でも先生やってます。セミナー開催もしています。

主体的に行動する雰囲気づくり②

「今日は何するの?」

 

私が算数の授業以外で、最初に問いかけをすることです。

 

算数以外の授業は単元に入って1時間目に、学習計画を立てます。

もちろん、学習を進めていく中で、計画が変わります。しかし、少なくとも次の時間になにをするかの見通しをもたして授業を終えるようにしています。

 

したがって、

「今日は、◯◯について勉強します」

ということは、それまでの流れを無視して、先生が授業を進めるよと宣言することになります。子どもの主体性を著しく奪うことになるでしょう。

 

また、初めにこどもに

「今日は何するの?」と問いかけをした時の反応で、こどもたちのやる気も測ることができます。

 

ノートを見ながら「えーっとなんだっけ」という反応が返ってきたら、黄色信号です。前時の授業が消化不良で終わっている可能性が高いです。そもそも、単元の導入に失敗しており、全然子どもがのっていないことも考えられます。その場合、単元構成そのものを見直す必要があります。

 

私の尊敬する先生も、若い頃は単元の導入で、子どもの反応が今ひとつだった時、次の時間の第一声は

「ごめん!こないだまでやってたこと忘れて」だったそうです。そして、単元の構成をガラッと変え、子どもをなんとか引きつけていこうとしたそうです。

 

こうしたことをしても、子どもに受け入れられる学級経営をすることも大事ですが、子どもの反応を見て、即座に方向転換する発想そのものが大切だと思います。

一回でこちらの思い描いた通りに単元を流さなければならないといった、固定観念がある教師はそれを子どもにも求めてしまいます。そして、あれこれ子どものすることに、口出ししてしまい、自分の思い描いたものに近づけようと口を出し、ますます子どもが自分で考えるチャンスを奪うことになります。何より、こうしたことを繰り返していても、教師も子どもも辛くなります。

 

本来、主体的な学習方法の代名詞である、問題解決学習もトライアンドエラーが基本です。失敗することを前提にした「あそび」を単元構成にもたせ、子どもの姿によって柔軟に単元構成を変える力はこれからのアクティブラーニングと呼ばれる学習法においても、必要とされることでしょう。

 

とにかく、教師が子どもの反応を見て

「こうしなきゃ」と思うのではなく、

「目的に近づけるには、もっとこうしたいな」と思う必要があります。

 

前者は自主性のある教師。

後者は主体性のある教師。

 

まずは、自分が主体的に行動していくことで、子どもも主体的に行動しようとする雰囲気が生まれるのでしょう。